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永代供養と永代使用の違いとは?意味・費用・注意点を詳しく解説

1. はじめに|永代供養と永代使用を混同していませんか?

永代供養と永代使用――どちらも「永代」という言葉が付くため混同されがちですが、実は契約主体・目的・金銭負担のタイミングが大きく異なります。後継者不足や核家族化が進む現代では、墓じまい、改葬、寺院離れといった動きが加速し、「子どもに任せる将来的な管理や負担について」という相談が増加しています。一般財団法人日本消費者協会の調査(2019年)でも、都市部の60代回答者の約48%が「永代供養を検討したい」と答えており、ライフスタイル変化が数字にも表れています。後悔しない選択をするためには、まず用語の定義を整理し、自分と家族の事情に当てはめて考えることが欠かせません。

 

2. 永代供養とは?意味・仕組み・対象となる供養形態

  • 永代供養の定義:遺骨の管理と供養を寺院や霊園に半永久的に委ねる仕組み。

  • 注意点:「永代=永久」ではなく、33回忌や50回忌で合祀されるケースが多い。

主な供養形態

  1. 個別安置型…収蔵壇やロッカー型納骨堂で一定期間個別管理し、その後合祀。

  2. 合祀型…契約成立後すぐに合同埋葬、管理料が不要で費用を抑えやすい。

  3. 樹木葬型…墓石の代わりにシンボルツリーを墓標とする自然回帰型。

POINT:オンライン法要やアプリで参拝履歴を確認できるなど、デジタル化した新サービスも拡大中。

 

3. 永代使用とは?墓地使用権の基礎知識

  • 本質:「墓所区画の賃借権」を買い取るイメージで、土地そのものは取得しない。

  • 区画タイプ:一般墓・芝墓地・屋内納骨堂など。

  • 継承スキーム:戸籍上の継承者が名義変更して維持管理。

チェックポイント

  • 管理料滞納時のペナルティ

  • 檀家料や寄付金の有無

  • 墓石建立の自由度(彫刻・デザイン)

 

4. 永代供養と永代使用の違いを一覧比較(目的・期間・費用・管理主体)

比較項目

永代供養

永代使用

主目的

供養・管理を委託

墓所を確保し自ら供養

契約主体

寺院・霊園が主導

使用者(遺族)が主導

個別管理期間

0〜50年※

期限なし(管理料支払い前提)

費用構造

一括納付(管理料込)

使用料+墓石代+年管理料

遺骨取り出し

合祀後は不可

改葬許可があれば可

継承者要否

不要でも契約可

継承者必須

管理主体

寺院・霊園

使用者(遺族)

※霊園規程により異なる。

 

  1. 永代供養のメリット・デメリット

◎メリット

  • 後継者不在でも供養が途切れない

  • 墓石不要で初期費用を抑えやすい

  • 年間管理料がかからず費用の見通しが立つ

▲デメリット

  • 合祀後は遺骨を取り戻せない

  • 参拝スペースが限られプライバシー確保が難しい

  • 法要日時が合同指定の場合も

POINT:33回忌以降に合祀される場合、「家族が亡くなる度に追加契約が必要か」を必ず確認しましょう。

 

6. 永代使用のメリット・デメリット

◎メリット

  • 家墓として精神的拠り所を維持できる

  • 墓石デザインの自由度が高い

  • 維持管理方法を家族で柔軟に決定できる

▲デメリット

  • 墓石建立費(平均150〜300万円)が高額

  • 年間管理料・メンテナンス費が継続発生
  •   継承者不在時は無縁墓→撤去費用10万〜30万円のリスク

POINT:都市部では駐車場不足や参拝混雑がストレスに。アクセス性は契約前に必ず現地確認を。

 

7. 永代供養にかかる費用相場と内訳

 

供養形態

一括費用の目安

主な内訳

合祀型

5万〜20万円

永代供養料・銘板彫刻料

個別安置型

20万〜60万円

収蔵壇使用料・永代供養料

樹木葬型

15万〜50万円

永代供養料・植樹代・プレート代

POINT:首都圏の室内型納骨堂では、空調完備・駅直結・カードキー施錠など利便性を高めた50万〜80万円のプレミアムプランも登場しています。契約前には、「一括費用に年会費や法要読経料が含まれるか」を必ず確認しましょう。

追加費用が発生しやすい4つのケース

  1. 個別安置期間の延長

    • 当初契約が13回忌までの場合でも、「個別管理をさらに20年延長したい」と申し出ると、延長料として5万〜15万円程度が追加請求される例が多い。

  2. 戒名(法名)彫刻・納骨式読経

    • 戒名彫刻+納骨式読経を依頼すると、合計3万〜10万円が上乗せされる傾向。ランクにより戒名料が変動するため事前見積もり必須。

  3. 希望日に合わせた個別法要

    • 春・秋彼岸に加えて、祥月命日やお盆に個別法要を行う場合、1回あたり1万〜3万円の読経料が発生。オンライン配信対応の有無で料金が変わる霊園もある。

  4. プレート・木札の追加デザイン

    • 樹木葬で英字彫刻やイラストレーザー加工を施すと、標準プラン+5千〜2万円。プレート交換は天候による劣化を想定し、定期的に交換費用を計上すると安心です。

CHECK:契約書の「永代」の定義は霊園ごとに異なります。後々合祀される場合でも、事前に合祀時期・取り出し不可の条件を明文化してもらい、家族全員で共有しておくことで将来のトラブルを防げます。

 

8. 永代使用にかかる費用相場

 

費用項目

都市部

地方

永代使用料

80万〜200万円

30万〜100万円

墓石代

120万〜300万円

80万〜200万円

年間管理料

1万〜2万円

3千〜1万円

撤去・更地化費

10万〜30万円

5万〜15万円

POINT:公営霊園は価格が安定している一方で倍率が高く、抽選に外れた場合は早期に民間霊園を検討しましょう。民間霊園は永代使用料がやや高めでも、駅チカ立地・バリアフリー設計・法要施設併設など利便性が充実している場合が多く、トータルコストと通いやすさを天秤にかけると割安になるケースもあります。

さらに費用が増減する3つの要因

  1. 墓石素材と加工方法

    • 従来の御影石だけでなく、黒御影やインド産高硬度石など高級材を選ぶと+30〜80万円。文字彫刻を立体浮き彫り加工にすると加工賃が1文字あたり数千円上乗せされることも。

  2. 区画サイズと形状

    • 一般墓でも1.0㎡・1.5㎡・2.0㎡など広さで価格が段階的に上昇。芝墓地や壁面墓は省スペースのため永代使用料を抑えやすいが、墓石デザインや供花スペースが制限される点に注意。

  3. 寺院墓地特有の費用

    • 檀家制度を採用する寺院では、入檀料(10万〜30万円)護持会費(年間1万〜2万円)が別途必要になる場合がある。寺院の本堂修繕や境内行事への寄付の要請も想定しておくと安心です。

CHECK:都心から高速道路で90分圏内の郊外霊園は「都市部より安いが地方より高い」という中間価格帯。通える距離とランニングコストのバランスを見極めることが、長期的満足度を左右します。

 

9. 選ぶ前にチェックしたい注意点と失敗しないポイント

  1. 契約書・規約を精読 … 撤去条件や維持費増額条項を確認し、口頭説明との差異は必ずメモを残して家族と共有。重要箇所には付箋を貼り、後日質問リストを作成すると安心です。

  2. 霊園・寺院の経営状況を把握 … 法人登記簿・決算公告で安定性をチェック。累積赤字や代表者交代の頻度が高い場合は要警戒。口コミサイトや行政指導歴も検索し、経営リスクを多角的に判断しましょう。

  3. 家族間の意思確認 … 継承者となる子世代と合意形成。LINEグループやオンライン会議を活用し、離れて暮らす家族ともリアルタイムで情報を共有。トラブル回避のため、決定事項は議事録化して残すとベターです。

  4. 将来の改葬を想定 … 手続き費用・書類要件を事前調査。改葬許可証の発行日数や郵送可否は自治体で異なるため、役所窓口に早めに問い合わせ。改葬先の受入証明書とセットで準備すると手続きがスムーズになります。

  5. 複数見学で比較 … 費用・サービス・宗教規定を総合評価。見学時は周辺環境(騒音・日当たり)やバリアフリー対応を要チェック。写真や動画を撮影し、帰宅後にエクセルで比較表を作ると客観的に優劣を判断できます。

Tip:見学時は「管理事務所の清潔さ」「職員の対応」「利用者マナー」をチェックすると長期運営の質が見えます。加えて、合同法要の様子や年間行事の参加者数を確認できれば、運営体制や利用者層のリアルな雰囲気を把握できるでしょう。

 

10. まとめ|自分に合った選択をするために

永代供養と永代使用は「家族構成」「将来設計」「費用負担」のバランスで最適解が変わります。後継者がいない場合や子どもに負担をかけたくない場合は永代供養、先祖代々の墓を守りたい・自由な墓石を建立したい場合は永代使用が有力です。

決定前チェックリスト

  • 一括費用・年間費用が明確か

  • 契約解除条件が具体的に定められているか

  • 家族全員の意思が一致しているか

早めの情報収集と家族会議が後悔しないお墓選びへの第一歩。ライフスタイルや価値観が変化した際に柔軟に対応できるよう、契約後も定期的な見直しを行いましょう。

 

 

 

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