来苑予約 来苑予約
電話 電話
お急ぎの方はお電話で

50代・60代・70代のための生前整理の進め方【年代別のコツ】

生前整理・年代別ガイド

50代・60代・70代のための生前整理の進め方【年代別のコツ】

生前整理は、年代によって優先したい内容が変わります。50代はこれからの暮らしを考えながら「把握する」、60代は生活に合わせて「減らす・整える」、70代は大切な情報や希望を「引き継ぐ」。年代ごとの目的を意識すると、無理なく取り組みやすくなります。

年代別|生前整理の考え方
50代把握する

持ち物・暮らし・将来設計を棚卸しする

60代減らす・整える

生活規模に合わせて物や資産情報を整理する

70代引き継ぐ

重要情報や自分の希望を家族へ伝えやすくする

1. 生前整理を年代別に進めるメリット

生前整理は「終活の最初のステップ」の一つですが、50代・60代・70代では、暮らしや家族との関係、体力などが異なるため、同じ方法で進める必要はありません。

50代では将来のライフスタイルを考えながら持ち物を把握し、60代では退職後などの暮らしに合わせて生活規模を整え、70代では大切な情報や希望を家族へ確実に伝えられる状態にしておく。このように年代ごとに目的を分けることで、必要以上に負担を感じずに進めやすくなります。

大切なのは年齢だけで判断しないこと。体力・家族構成・住まい・仕事などは一人ひとり違います。年代別の内容は「今の自分は何を優先するか」を考える目安として活用しましょう。

2. 50代の生前整理|まずは「把握する」

50代
これからの暮らしをデザインする時期捨てることを急ぐより、まず現状を知るところから。

50代は、仕事や子育て、親のサポートなど生活環境に変化が起こりやすい年代です。生前整理では、いきなり大量の物を処分するよりも「今、何を持っているのか」「これからどのように暮らしたいのか」を整理することから始めると取り組みやすくなります。

① 物の棚卸し

クローゼット、書類、趣味用品などをカテゴリーごとに確認します。まずは量を把握するだけでも構いません。

② ライフプランの見直し

定年後の働き方、住まい、夫婦の暮らしなどを考えると、今後必要な物が見えやすくなります。

③ デジタル整理を始める

写真、利用サービス、ネット銀行、SNSなどを確認し、使っていないものを整理する習慣をつくります。

50代から、これからの終活を考えてみませんか?

生前整理だけでなく、お墓や相続など将来に向けて気になることも一緒に整理できます。

終活について相談する

3. 60代の生前整理|「減らす・整える」

60代
これからの生活規模に合わせて見直す時期物だけでなく、資産や契約情報も整理しておく。

60代は、退職などによって生活リズムが変わる方も多い年代です。今後の暮らしに本当に必要な物を考えながら、少しずつ生活規模を整えていきましょう。また、預貯金や保険など家族が将来確認する可能性のある情報も、分かりやすく整理しておくことが重要です。

① 大型家具・家電を見直す

今後も使い続けるか、住まいや生活に合っているかを基準に考えます。重い物の処分は無理をせず家族や専門業者へ相談しましょう。

② 写真・アルバムを整理する

残したい写真を選び、必要に応じてデジタル化します。家族と一緒に整理するのも一つの方法です。

③ 資産情報を整理する

銀行口座、証券口座、保険、不動産などの情報を一覧化し、必要書類の保管場所を分かりやすくします。

4. 70代の生前整理|大切なことを「引き継ぐ」

70代
自分の希望を家族へ伝えやすくする時期無理な片づけより、重要度の高い情報から。

70代では、一気に家全体を片づけるよりも、重要な情報を優先して整理することが大切です。財産や契約だけでなく、医療・介護・お墓などについて自分がどのように考えているかを家族と話すきっかけをつくっておくと、将来家族が判断する際の助けになります。

重要書類・情報をまとめる

遺言書、エンディングノート、保険、預貯金、不動産など、重要な情報の保管場所を整理します。すべてを一か所へ置く必要はありませんが、「何がどこにあるのか」を家族が確認できる状態にしておくことが重要です。

思い出の品は少しずつ整理する

「残したいもの」「家族へ譲りたいもの」「写真として残せるもの」などに分けると判断しやすくなります。家族と一緒に思い出を振り返りながら整理する方法もあります。

相続について確認する

財産の分け方や遺言書など、相続には法律・税務の専門知識が必要になる場合があります。自分の希望を整理したうえで、必要に応じて弁護士・司法書士・税理士など適切な専門家へ相談しましょう。

注意:エンディングノートは希望や情報を伝えるために便利ですが、通常、遺言書と同じ法的効力があるものではありません。財産の承継について法的な効力を持たせたい場合は、遺言制度について専門家へ確認しましょう。

家族に伝えておきたいこと、整理できていますか?

お墓やこれからの終活について「何から考えればいい?」という段階からご相談いただけます。

リーフログへ相談する

5. 50代・60代・70代に共通する生前整理の基本

生前整理は一度行えば終わりではありません。暮らしや家族構成、契約内容が変われば、整理しておきたい情報も変化します。そのため、定期的に見直すことが大切です。

  • 持ち物:使っている物・使っていない物を定期的に確認する
  • 重要書類:預貯金、保険、不動産、契約などの情報を整理する
  • デジタル情報:利用サービスやアカウントを定期的に見直す
  • 家族との対話:残したい物や将来の希望を少しずつ共有する
  • エンディングノート:内容に変化があれば更新する

特にデジタル情報は、サービスの追加や変更によって状況が変わりやすいため、定期的に確認しておくと安心です。

6. 生前整理を無理なく続ける3つのコツ

1
短時間だけ取り組む

「今日は30分程度」「今日は引き出し一段だけ」など範囲を小さく決めます。一気に終わらせようとしないことがポイントです。

2
カテゴリー別に進める

衣類→書類→趣味用品→思い出品など、比較的判断しやすい物から進めると負担を抑えやすくなります。

3
家族や専門家の力を借りる

重い家具の移動や大量の不用品整理など、一人で難しい作業は無理をしません。内容に応じて家族、専門業者、行政窓口、専門家などへ相談しましょう。

7. まとめ|年代ごとの目的を決めて、少しずつ進めよう

50代・60代・70代では、生前整理で優先したいことが少しずつ異なります。50代は持ち物や将来の暮らしを「把握する」、60代は生活規模に合わせて「減らす・整える」、70代は重要な情報や自分の希望を「引き継ぐ」という考え方をすると、整理の目的が分かりやすくなります。

ただし、年齢だけにとらわれる必要はありません。今の自分に必要なところから、一つずつ進めることが大切です。生前整理をきっかけに、家族とこれからの暮らしや終活について話しておくことも、将来の安心につながります。

記事更新:2026年8月
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。相続・遺言・税務・成年後見など、法的・税務上の判断が必要な内容については、弁護士・司法書士・税理士等の専門家へご相談ください。

どんな記事をお探しですか?

ご自宅訪問サービス実施中