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死亡診断書の取得方法ガイド|発行の流れ・費用を解説

1. 死亡診断書とは?|法的効力と重要性

死亡診断書は、医師が死亡の事実・死因・死亡時刻を公式に証明する唯一の書類です。これを基に 死亡届 が提出され、火葬許可証・相続・保険金請求など一連の手続きがスタートします。

ポイント:死亡診断書がなければ火葬許可が下りず、葬儀日程にも影響するため、早期取得が不可欠

 

2. 誰が発行できる?|発行権限を持つ医師の要件

ケース

発行者

書類名

病院で自然死

主治医

死亡診断書

在宅死

訪問診療医・かかりつけ医

同上

事故死・自殺など疑義のある死

検視医(警察立会い)

死体検案書


  • 海外死亡:現地医師の死亡証明+日本領事館経由で国内手続き。

  • 在宅介護中:事前に訪問診療医と連携し、発行体制を確認しておくと安心。

 

3. 発行までの流れ|3 ステップで取得

  1. 医師による死亡確認(脈拍・瞳孔反射など)

  2. 死因・死亡時刻の記載(誤記修正は訂正印必須)

  3. 診断書交付(通常数時間〜半日)

注意:深夜・休日は翌日発行になることも。受領後すぐにコピーを複数枚取り、提出先ごとに保管。

 

4. 提出先と提出方法|死亡届は 7 日以内

提出書類

提出先

期限

交付される書類

死亡届+死亡診断書

市区町村役場

死亡を知った日から 7 日以内

火葬許可証

火葬許可証

火葬場

葬儀当日

火葬後「埋葬許可証」に

役所では届出人の印鑑・身分証が必要になるケースあり。事前確認で手戻りを防ぎましょう。

 

5. 死亡診断書が必要な主な手続き

  • 年金受給停止

  • 健康保険・介護保険の脱退

  • 生命保険金・共済金の請求

  • 銀行口座の凍結解除

  • 相続登記・自動車名義変更 など

提出形態は原本限定/コピー可が機関によって異なります。原本不足を防ぐため、1〜2 部追加発行を検討しましょう。

 

6. 発行費用の相場と支払い方法

発行枚数

相場(税別)

備考

1 通

3,000〜10,000 円

保険適用外・全額自己負担

追加 1 通

1,000〜3,000 円

再発行も同程度

支払い方法

現金・クレカ・電子決済可

病院によって異なる

葬儀社が立替える場合もあるため、事前に費用の内訳を確認しておくと安心。

 

 

7. よくあるトラブルと対策

トラブル

原因

予防・解決策

死因記載に疑問

診断ミス・記載漏れ

疑義があれば即医師へ再確認

医師の記入ミス

日付・氏名誤記

受領時に 必ず内容チェック

原本不足

提出先で原本必須

追加発行依頼 or コピー可否を事前確認

行政書士・司法書士など専門家への相談もトラブル回避に有効です。

 

 

8. まとめ|正しい知識でスムーズな手続きを

死亡診断書は、葬儀・相続・保険など全ての手続きの起点

  • 発行権限は「死亡を確認した医師」のみ

  • 死亡届は 7 日以内提出

  • 原本は余裕を持って複数確保

万一に備え、家族で取得フローと提出先を共有しておくことで、心身の負担を大きく軽減できます。

 

 

FAQ

質問 回答(要約)
Q. 死亡診断書と死体検案書の違いは? 死亡診断書=自然死、死体検案書=事故死・不審死など警察介入時。
Q. 死亡診断書のコピーは有効? 生命保険など一部原本必須。提出先に事前確認を。
Q. 取得まで何時間かかる? 病院の場合は即日〜半日。在宅死で医師到着待ちの場合は数時間延長の可能性。

 

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